目の疲れで頭痛や吐き気肩こり…なぜ?原因と対処方法・治し方

目の疲れと言うと軽く考えられがちですが、それがさらにひどくなると眼精疲労になり、さらに頭痛や肩こり、吐き気まで引き起こしてしまう事があるのです。
どうして目の疲れが原因で頭痛や肩こり、吐き気が起こるのでしょうか。

 

3つの原因

 

ポイント

 

筋肉の疲れが影響する

普段、目が疲れていても一晩眠れば治る、といった場合はただの目の疲れですが、寝ても治らなくなって来ると、それは眼精疲労と言われる段階に進んでいる事になります。
そのような場合は頭痛や肩こり、吐き気を引き起こしてしまいやすいのですが、その原因の一つは、筋肉の疲労です。
私たちの目の周りにはたくさんの小さな筋肉があり、瞳の動きを司っています。
眼精疲労になるほど目を酷使していると、この筋肉に疲れやコリが溜まり、その疲労が首や肩に及びます。
そして、首から肩にかけての筋肉が緊張して血行が悪くなるので、肩こりや頭痛が起こるのです。

 

姿勢が悪くなる

目の疲れや眼精疲労になると、物が見えにくくなります。
そうすると、物をよく見るために姿勢が悪くなりがちです。
パソコンの画面に近付き過ぎたり、置いてある資料を読むために猫背になったりしてしまうのです。
姿勢が悪くなると、首の付け根の筋肉が疲労して硬くなります。
すると、大後頭神経という太い神経が圧迫されて頭痛が起こります。
また、姿勢が悪い人は筋肉のバランスも悪くなり、各部の筋肉が緊張してコリや痛みを引き起こします。
それで肩こりも起こるのです。

 

ストレスによる影響

ストレスを抱える女性

眼精疲労によって吐き気が起こる場合は、ストレスが原因の場合もあります。
目の疲れだけでなく、人間関係や将来への不安などが積み重なって来ると、ストレスが溜まって自律神経のバランスが乱れてくるのです。
こうなると、肩こりや吐き気の他、不整脈になる事もあります。
さらに血行を悪化させてより副交感神経の働きが強まり、うつのような症状を引き起こしてしまう恐れもあります。
たかが目の疲れと侮ってはいけないのです。

それでは、目の疲れが原因で頭痛や肩こり、吐き気が起こった場合、その対処法はどうすればいいのでしょうか。
治し方の3つのポイントを紹介します。

 

3つの対処方法・治し方

目が疲れないように心がける

目を疲れさせないようにと言っても、パソコンやスマートフォンに触らずにいられない環境の人もたくさんおられるでしょう。
そういった場合でも、出来るだけ目が疲れないように工夫する事は可能です。
まずはパソコンの環境を見直しましょう。パソコンのディスプレイは目よりも下の位置にします。
目より上にあると目の空気に触れる部分が増えて目が乾きやすくなり、疲れやすくなるのです。
また、目とディスプレイまでは40cm以上離すようにしましょう。
猫背にならないように椅子に正しく座り、正しい姿勢を心がけます。
パソコン作業を長時間行う場合は、1時間に1回は休憩を取って目の疲労を和らげましょう。
休憩中は出来るだけ遠くの物を見るようにすると効果的です。
部屋の照明を白熱灯にすると、目の負担も軽減されます。

 

目の疲れを癒す

正しい姿勢を心がけていれば、かなり目の疲れは軽減されるはずですが、それでも疲れが取れない場合は目の疲れを癒しましょう。
それには、蒸しタオルで目を温めたり、目の周りをマッサージしたり、眼精疲労に効果的なツボを押したりといった方法があります。
これらは根本的な解決になるわけではありませんが、症状を一時的にでも抑えてくれます。
仕事中の頭痛や肩こりがひどく、一時的にでも対処したいという時は、こういった方法を試すといいでしょう。

 

ストレスを和らげる

目の疲れ自体がストレスを引き起こしますが、さらに強い負荷がかかると吐き気などの症状も出てきます。
それを防ぐには、ストレスを未然に防ぐこと、そして、溜まったストレスを発散することです。
余計なストレスを防ぐためには、規則正しい生活を送る事が最も効果的です。
生活のリズムを守っていれば、ストレスにも強くなります。
毎日決まった時間に寝るようにし、暴飲暴食は避けるようにしましょう。
心因性の眼精疲労にはこれが一番です。